「動画編集の副業はもう飽和しているし、未経験の会社員が今から始めても稼げないし時間の無駄なんじゃないか」と悩んでいませんか。
実は、飽和して稼げないのは単価が数百円しかないごく一部の案件だけで、工程を広げれば未経験からでも月5万円は十分に狙えるんです。
この記事では、未経験の会社員が機材選びから案件の獲得、会社にバレない確定申告までをこなし、月5万円を稼ぐまでのロードマップを解説します。
読み終わる頃には、今週末にソフトを入れて最初のチュートリアルを再生できる、具体的な一歩が見えているはずですよ。
動画編集の副業は未経験の会社員でも稼げる?

結論から言うと、未経験の会社員でも動画編集の副業で稼ぐことは十分にできます。
まずは「稼げない」と言われる本当の理由を、数字で確かめていきましょう。
飽和しているのは単価数百円のカット案件だけ
「稼げない」という声の多くは、ある一部の案件に集中しています。
それが、1本数百円から1,000円前後で募集される単純なカット編集です。
特別な知識がいらないぶん応募が殺到し、価格競争が起きやすくなります。
飽和しているのはこの低単価帯だけで、動画編集の世界すべてが埋まっているわけではありません。
テロップやBGMまで担うと単価は一気に上がる
そもそも動画の需要そのものは、右肩上がりで伸び続けています。
サイバーエージェントの2024年調査によると、国内の動画広告市場は7,249億円に達し、前年から約16%伸びたと報告されています。
2028年には1兆円を超える見込みで、編集者が足りない状態が続くでしょう。
だからこそ、カットに加えてテロップやBGMまで担える人は重宝されます。
対応できる工程が増えるほど、単価は一気に上がっていきます。
本業のある会社員はスキマ時間で無理なく続けられる
ここで会社員という立場が、大きな強みになります。
毎月の給料という土台があるため、無理に低単価を受ける必要がありません。
割に合わない案件は落ち着いて断れるので、消耗せずに続けられます。
平日の夜や休日のスキマ時間だけでも、少しずつ前に進められるでしょう。
動画編集副業を始める前に揃えるもの3選

次に、始める前に揃えておきたいものを整理しましょう。
結論として、10万円前後のパソコンと無料ソフトがあれば、今日から準備を整えられます。
どれも高い買い物はいらないので、機材選びで失敗してお金を無駄にする心配はありませんよ。
①メモリ16GB以上のパソコンを用意する
動画編集は、パソコンにそれなりの負荷がかかる作業です。
目安は、メモリ16GB以上・保存はSSDのパソコンです。
この条件を満たせば、フルHDのYouTube動画なら快適に編集できます。
すでに持っているパソコンがこの目安に近ければ、買い替えはいりません。
②無料ソフトのDaVinci Resolveから始める
ソフトは、まず無料のDaVinci Resolveから始めれば十分です。
無料版でもプロ並みの機能が使え、4K画質の書き出しにも対応しています。
有料の定番ソフトとの違いを、簡単に比べてみましょう。
| ソフト | 料金 | 向いている人 |
|---|---|---|
| DaVinci Resolve 無料版 | 0円 | これから始める初心者 |
| Premiere Pro | 月額制のサブスク(数千円/月) | 本格的に案件を増やす人 |
迷ったら、無料のDaVinci Resolveで十分です。
③マイクや外付けSSDは案件が増えてから買い足す
マイクや外付けSSDは、最初から買う必要はありません。
手持ちの容量や機材で足りなくなってから、買い足せば十分間に合います。
初期投資は10万円前後で足ります。
まずは最低限でそろえて、稼ぎながら少しずつ整えていきましょう。
動画編集は独学とスクールのどっちがいい?

機材がそろうと、次に迷うのが学び方です。
会社員には、まず独学で始めて、伸び悩んだら短期スクールを検討する進め方が向いています。
独学は費用0円で始められるが半年以上かかる
独学の魅力は、費用をかけずに始められる点です。
YouTubeや無料の解説記事だけでも、基本操作はひととおり学べます。
ただし独学だけだと、応募できるレベルまで3〜6ヶ月はかかるのが現実です。
質問できる相手がいないぶん、途中でつまずいて挫折する人もいます。
スクールは20〜50万円かかるが3ヶ月で案件を狙える
一方で、スクールを使うと学ぶスピードは一気に上がります。
受講料の相場は20万〜50万円ほどと、決して安くはありません。
そのかわり、プロの添削を受けながら3ヶ月ほどで案件を狙える水準まで届きます。
短期間で仕上げたい人には、時間をお金で買う選択になるでしょう。
まず独学で試して続けられたらスクールを検討する
では、どちらを選べばよいのでしょうか。
おすすめは、まず独学で1ヶ月ほど試してみることです。
続けられるか分からない段階で20万円を払うのは、リスクが大きいからです。
独学で手が動き、続けられそうだと感じてからスクールを検討しても遅くありません。
動画編集スキルを身につける学習の進め方3ステップ

学び方の方針が決まったら、実際の進め方を見ていきましょう。
チュートリアル、模写、ポートフォリオ制作の順に進めれば、未経験でも1〜2ヶ月で応募レベルに届きます。
1日1〜2時間の積み重ねで届く道のりなので、気負わず順番に取り組んでみてください。
ステップ1:基本操作をチュートリアルで覚える
最初の1〜2週間は、ソフトの基本操作に慣れる時間にあてます。
カット、テロップ入れ、BGMの差し込みといった土台の作業を覚えましょう。
教材は、YouTubeの無料チュートリアルで十分です。
「DaVinci Resolve 使い方」で検索すれば、初心者向けの解説が山ほど見つかります。
ステップ2:好きなYouTube動画を模写して編集する
基本操作を覚えたら、次は模写に進みましょう。
模写とは、好きなYouTube動画をお手本に、同じように編集してみる練習です。
プロのテロップの出し方やカットの間を真似ると、上達がぐっと早まります。
見て覚えるより、手を動かすほうが身につきます。
ステップ3:ポートフォリオ用の作品を2〜3本作る
仕上げに、自分の実力を見せるポートフォリオを作ります。
📌 用語メモ
ポートフォリオ:自分の編集スキルを見せる作品集。案件応募のときに添える名刺代わりになります。
模写で作った動画を、そのまま作品として並べれば大丈夫です。
2〜3本そろえば、案件への応募を始められます。
完璧を目指しすぎず、まずは応募できる状態を作ることを優先しましょう。
未経験から動画編集の初案件を獲得する3つのコツ

ポートフォリオができたら、いよいよ案件獲得です。
クラウドソーシングで小さな案件から実績を作れば、未経験でも最初の1件は取れます。
とくに1件目のハードルは高く感じますが、コツをつかめば怖くありませんよ。
①クラウドワークスとランサーズで小さな案件から応募する
案件探しは、クラウドソーシングのサイトから始めます。
📌 用語メモ
クラウドソーシング:ネット上で仕事を発注・受注できる仲介サービス。未経験向けの案件も多く並びます。
代表的なのが、クラウドワークスとランサーズの2つです。
どちらも未経験可の動画編集案件が多く、初心者の入り口に向いています。
最初は、単価が低くても実績になる案件を選ぶのがコツです。
②提案文にポートフォリオを添えて差別化する
案件に応募するときは、提案文がとても大事です。
未経験者どうしの競争では、提案文で違いを出しましょう。
ここで効くのが、先ほど作ったポートフォリオです。
提案文に作品を添えるだけで採用率は変わります。
発注者は、口約束より実際の作品を見て判断するからです。
③YouTubeのカット編集など継続案件を狙う
1件目が取れたら、次は継続案件を意識しましょう。
おすすめは、YouTubeチャンネルのカット編集です。
動画を定期的に投稿するチャンネルは、毎週のように編集者を必要とします。
単発より継続案件のほうが収入は安定します。
毎回売り込まなくてよいぶん、本業との両立もしやすくなるでしょう。
動画編集副業で月5万円を稼ぐまでの単価相場

ここまで来れば、あとは収入を伸ばす段階です。
対応できる工程を広げて継続契約に育てれば、未経験からでも月5万円は現実的に狙えます。
カット編集の相場は1本1,000〜3,000円になる
まずは、駆け出し期のリアルな単価を見ておきましょう。
カット編集だけの案件は、1本あたり1,000〜3,000円が目安です。
先ほど触れた数百円の案件より、少し条件のよい水準になります。
この段階では、単価より実績を増やすことを優先して構いません。
テロップやBGMまで担うと1本5,000〜1万円に上がる
単価を上げるコツは、対応できる工程を増やすことです。
カットに加えてテロップやBGM、簡単なアニメーションまで担うとしましょう。
すると単価は、1本5,000円〜1万円まで上がります。
同じ1本でも、任される範囲が広いほど報酬は跳ね上がります。
継続契約を増やして月5万〜10万円まで伸ばせる
では、月5万円にはどのくらいの案件が必要でしょうか。
1本5,000円の編集なら、月に10本こなせば5万円に届きます。
週に2〜3本のペースなので、平日の夜と休日で十分にこなせる量です。
継続契約を2〜3件持てば、月5万〜10万円は視野に入ります。
動画編集副業を会社にバレずに続ける方法3選

最後に、多くの会社員が不安に感じる会社バレの対策です。
住民税の納め方と確定申告のルールを押さえれば、安心して副業を続けられます。
お金まわりの話は難しく感じますが、押さえるポイントは3つだけですよ。
①住民税を「自分で納付」にして給与天引きを避ける
副業が会社に知られるきっかけの多くが、住民税です。
副業で所得が増えると、住民税の額も上がります。
給与天引きのままだと、会社の経理に気づかれるかもしれません。
確定申告のときに住民税を「自分で納付」に選ぶと、副業分は自宅に通知が届きます。
②副業所得が20万円を超えたら確定申告する
副業の利益が一定額を超えると、確定申告が必要になります。
国税庁の案内によると、給与以外の所得が年間20万円を超える会社員は確定申告が必要とされています。
ここでいう所得とは、売上から経費を引いたあとの利益のことです。
20万円は売上ではなく利益で判断します。
なお20万円以下でも、住民税の申告は別途必要になる点に注意してください。
③就業規則で副業の可否を事前に確認する
見落としがちなのが、勤め先の就業規則です。
会社によっては、副業そのものを禁止している場合があります。
トラブルを避けるため、始める前に副業が認められているかを確認しておきましょう。
あわせて、経費にできる支出も把握しておくと安心です。
パソコン代やソフト代、通信費の一部などは経費として計上できます。
動画編集副業は未経験の会社員でも今週末から始められる
動画編集の副業で飽和しているのは、単価数百円のごく一部の案件だけです。
工程を広げて継続契約に育てれば、未経験の会社員でも月5万円は現実的に狙えます。
まずは無料ソフトと手持ちに近いパソコンで、独学からスタートしましょう。
模写でスキルを磨き、クラウドソーシングで小さな1件から実績を積むのが最短ルートです。
住民税を「自分で納付」に切り替える準備だけ頭に入れておけば、会社バレの不安も抑えられます。
あとは、今週末にDaVinci Resolveを入れて、最初のチュートリアルを再生してみてください。
動き出した人からしか、収入の柱は育っていきません。
