「ココナラとランサーズ、名前は聞くけど、実績ゼロの自分は結局どっちに登録すればいいんだろう」と悩んでいませんか。
実は、この2つは稼ぎ方の仕組みも手数料の割合もまったく違い、選び方を間違えると同じ売上でも手取りで損をし続けることになりかねません。
この記事では、実績も特別なスキルもない副業初心者が、ココナラとランサーズのどちらから始めるべきかを、手数料の数字と実績づくりの手順に沿って解説します。
読み終える頃には、今夜アカウントを作って最初の一歩を踏み出せる状態になっているはずですよ。
ココナラとランサーズの仕組みの違いを比較

ココナラとランサーズは、どちらも在宅でスキルを売れるサービスです。
ただ、稼ぎ方の仕組みが根本から違います。ここを取り違えると、自分に合わない動き方で時間を無駄にしかねません。
まずは2つの構造の違いから整理していきましょう。
ココナラは自分のスキルを商品として出品する
ココナラは、自分の得意を商品として並べて売る出品型のサービスです。
イラストや文章作成といったスキルを、メニューとして登録して販売します。これはスキル販売と呼ばれる仕組みです。
あとは購入者が見つけて申し込んでくれるのを待つ、いわば待ちの営業になります。
自分から売り込まなくていい反面、見つけてもらえなければ1件も売れません。
商品名とプロフィールの見せ方が売れ行きを左右します。ここは後半でくわしく触れます。
ランサーズは企業の募集案件に応募して受注する
一方でランサーズは、企業や個人が募集する案件に応募して受注する受注型です。
こうした仕組みはクラウドソーシングと呼ばれます。ネット上で不特定多数に仕事を発注する形でしょう。
自分から手を挙げれば実績ゼロでも挑戦できます。いわば攻めの営業です。
待つだけのココナラとは、動き方がちょうど逆になると考えてください。
クラウドワークスもランサーズと同じ受注型に分類される
受注型はランサーズだけではありません。クラウドワークスも同じ受注型に分類されます。
クラウドワークスはランサーズと並ぶ大手のサービスです。募集案件に応募して受注する流れはほぼ同じになります。
そのため副業初心者がまず比べるべきは、出品型のココナラと、受注型のランサーズ・クラウドワークスです。
細かい機能より、出品型か受注型かという大きな違いをつかんでおいてください。
ココナラとランサーズの手数料はどっちが安い?

ここまでで仕組みが見えてきたと思います。続いて、いちばん気になる手数料を比べていきましょう。
先に結論を言うと、手数料はランサーズのほうが安く抑えられます。同じ売上でも手取りに差が出ます。
ココナラの手数料は販売額の一律22%かかる
ココナラの販売手数料は、売れた金額に一律でかかります。
ココナラ公式のヘルプによると、出品者が負担する販売手数料は税込22%と案内されています。
たとえば5,000円のサービスが売れると、手数料1,100円が引かれて手取りは3,900円です。
売上のおよそ5分の1が手数料で消える計算になります。この負担は決して小さくありません。
ランサーズの手数料は一律16.5%におさまる
一方でランサーズの手数料は、報酬額に対して一律16.5%です。
ランサーズ公式の案内によると、2022年10月からシステム手数料は一律16.5%に改定されています。
以前は報酬が増えるほど率が下がるスライド式でしたが、今はどの案件でも同じ割合です。
同じ売上ならココナラより5.5ポイント安く済みます。この差が手取りにじわじわ効いてくるでしょう。
月5万円売った場合の手取り差をシミュレーションで確認する
実際に月5万円を売り上げたケースで、手取りを比べてみましょう。
| 項目 | ココナラ(22%) | ランサーズ(16.5%) |
|---|---|---|
| 手数料 | 1万1,000円 | 8,250円 |
| 手取り | 3万9,000円 | 4万1,750円 |
その差は月およそ2,750円です。1年続ければ3万円以上の開きになります。
金額の小さい副業ほど、この手数料の差は軽視できません。まずランサーズが有利だと覚えておいてください。
副業初心者はココナラとランサーズどっちから始めるべき?

手数料の全体像が見えたところで、初心者はどちらから始めるべきかを考えていきましょう。
正解は人によって変わります。分かれ目は、今の自分に売れる商品があるかどうかです。
スキルに自信がなければランサーズのタスク案件から始める
スキルにまだ自信がないなら、ランサーズのタスク案件から始めるのがおすすめです。
📌 用語メモ
タスク案件:アンケート回答やデータ入力など、応募や面談なしにその場で作業して報酬をもらえる単発の仕事です。
アンケート回答や簡単な文字起こしなど、特別なスキルがなくても取り組める案件がそろっています。
単価は数十円から数百円と低めですが、実績ゼロでもすぐ受注できるのが強みです。
小さな成功体験を積みながら評価を集められます。最初の1件のハードルが低く、挫折しにくいでしょう。
得意分野があるならココナラで高単価を狙う
反対に、はっきりした得意分野があるならココナラが向いています。
ココナラは出品型なので、サービスの価格を自分で決められます。相場を見ながら強気の値付けもできます。
受注型では発注者が予算を決めます。出品型なら、自分が主導権を握れます。
得意を武器にすれば、1件で数千円から数万円を狙うのも夢ではありません。
平日夜だけの稼働ならスキマ時間で進めやすい方を選ぶ
稼働できる時間が限られる会社員なら、納期の柔軟さで選ぶ視点も大事です。
平日夜の1〜2時間と土日の午前だけ、という人は少なくありません。まとまった時間が取りにくいはずです。
その場合、納期に余裕のある案件や、短時間で終わるタスクを選ぶと無理なく続けられます。
自分の生活リズムに合う働き方から選んでください。続けられることが何より実績につながります。
ココナラとランサーズを併用する3つのメリット

ここまで読んで、どちらか1つに絞りきれないと感じた人もいるでしょう。実は、2つを併用するという方法も選べます。
初心者ほど、併用には次の3つのメリットがあります。
3つとも実績ゼロの不安を埋めてくれる内容なので、自分に響くところから確認してみてください。
①ランサーズで積んだ実績をココナラの集客に活かす
1つ目は、実績の相互活用です。ランサーズで受注した仕事は、そのまま自分の実績になります。
受注型で件数と評価をためておけば、ココナラのプロフィールに書ける材料が増えます。
ランサーズでの納品件数を示せれば、出品型でも初めての購入者に安心してもらえるでしょう。
片方で作った信頼を、もう片方の集客に回せます。実績はどちらでも無駄になりません。
②案件の波を分散して収入が安定する
2つ目は、収入の波をならせることです。案件の数は時期によって増えたり減ったりします。
ランサーズの募集が少ない月でも、ココナラで商品が売れれば収入を補えます。
1つのサービスだけに頼ると、そこが不調のとき収入がまるごと途切れかねません。
2本の柱があれば、収入が急にゼロになる不安はやわらぐでしょう。
③手数料の安い方に受注を寄せられる
3つ目は、手取りの最適化です。先ほど見たとおり、手数料はランサーズのほうが安く済みます。
同じ内容の仕事なら、手数料の安いランサーズ側で受けたほうが手元に多く残ります。
逆に、価格を自由に決められるココナラでは、手数料を上乗せした値付けで調整できます。
案件ごとに有利な方へ寄せれば手取りが底上げされます。この使い分けは1つだけでは決してできません。
ココナラで副業が稼げない3つの理由

併用の魅力が見えたところで、つまずきやすい落とし穴も先に押さえておきましょう。
ココナラで稼げない人には、スキル不足ではなく、次の3つの共通した原因があります。
どれも直せる原因ばかりなので、心当たりから順につぶしていってください。
①プロフィールが薄く実績が伝わっていない
1つ目は、プロフィールの薄さです。出品型では、購入前に実力を確かめる材料がプロフィールしかありません。
ここが数行で終わっていると、購入者は不安になって離れてしまいます。
経歴や得意分野、対応の速さまで具体的に書けば、それだけで信頼度が上がるでしょう。
プロフィールは実績ゼロの時期の名刺代わりになります。手を抜くと最初の1件がなかなか来ないでしょう。
②人気ジャンルに集中して埋もれている
2つ目は、人気ジャンルへの集中です。イラストや動画編集などの定番カテゴリは出品者がひしめいています。
無名の新規が飛び込んでも、大量の出品に埋もれて見つけてもらえません。
少しずらしたニッチな切り口や、対応範囲を絞った専門性で差をつけるのがおすすめです。
たとえば動画編集ではなく結婚式ムービー専門のように狭めると、ライバルが減って選ばれやすくなります。
③価格が相場とずれて選ばれていない
3つ目は、価格のズレです。相場より高すぎても安すぎても、購入にはつながりません。
高すぎれば候補から外れ、安すぎると質を疑われて敬遠されます。
まずは同じジャンルの出品者を10人ほど見て、中央あたりの価格に合わせてください。
実績がたまってきたら、少しずつ単価を上げていけば問題ありません。
実績ゼロから最初の案件を受注する3ステップ

原因がわかったら、あとは動くだけです。実績ゼロから最初の案件を取るまでを、3ステップにまとめました。
この順番どおりに進めれば、遠回りせず成果にたどり着けます。
今夜できることから並んでいるので、読みながら手を動かしてみてください。
①プロフィールを実績代わりに作り込む
まずは、プロフィールを実績の代わりに作り込みます。実績がない時期こそ、ここが勝負どころです。
本名でなくても、これまでの仕事経験や得意なこと、連絡の取りやすさを具体的に書きます。
顔写真がなくても、清潔感のあるアイコンを用意するだけで印象は変わるでしょう。
発注者は「この人なら任せられるか」だけを見ています。安心材料を1つでも多く並べておきましょう。
②タスク案件で初回評価を5件集める
次に、タスク案件で初回の評価を5件ほど集めます。単価より評価の数を優先する段階です。
タスク案件は応募も面談もいらず、その場で作業して報酬を受け取れます。
低単価でも、丁寧に納品して評価を重ねれば、あなたの信頼スコアは育っていくでしょう。
評価5件は発注者が安心する最初の目安になります。ここまでは数をこなす時期と割り切ってください。
③評価を武器に単価の高い案件へ応募する
評価がたまったら、いよいよ単価の高い案件へ応募していきましょう。
プロフィールに納品件数と高評価を書ければ、継続案件の相談も舞い込みやすくなります。
単発を毎回探すより、継続でお願いされる関係のほうが収入は安定します。
実績づくりはここで一段落し、あとは単価を上げる段階へ進めるでしょう。
副業が会社にバレないための3つの対策

最後に、いちばん不安な会社バレと税金の話です。ここを押さえれば安心して踏み出せます。
会社にバレず副業を続けるには、次の3つの対策が欠かせません。
お金にまつわる部分なので、面倒でも1つずつ確認しておいてください。
①住民税を自分で納付する普通徴収に切り替える
1つ目は、住民税の納め方です。副業が会社にバレる最大の入り口が、この住民税です。
📌 用語メモ
普通徴収:住民税を会社の給与天引きではなく、自分で納付書を使って直接納める方法です。
確定申告のとき、住民税の徴収方法を自分で納付に選ぶと、副業分が会社に通知されにくくなります。
給与天引きのままだと、住民税の額が増えて経理に気づかれかねません。
普通徴収を選ぶだけでバレるリスクは大きく下がります。忘れず申告書でチェックしてください。
②年間20万円を超えたら確定申告する
2つ目は、確定申告のラインです。副業の所得が年間20万円を超えたら、確定申告が必要になります。
国税庁の案内でも、給与以外の所得が20万円を超える人は確定申告が必要と示されています。
ここでいう所得とは、売上から経費を引いた残りの金額です。売上そのものではありません。
20万円以下でも住民税の申告は別途必要です。この点は見落としやすいので気をつけましょう。
③就業規則で副業の可否を事前に確認する
3つ目は、就業規則の確認です。動き出す前に、自分の会社が副業を認めているかを見ておきます。
就業規則に副業禁止の記載があれば、ばれたとき処分の対象になりかねません。
禁止でなくても、届け出が必要なケースがあります。総務や社内規定を静かに確認しておきましょう。
ルールを踏まえたうえで始めれば、余計な心配なく副業に集中できます。
ココナラとランサーズは初心者こそ自分に合う方から始めて併用しよう
実績ゼロの副業初心者は、手数料の安いランサーズのタスク案件から始めるのが堅実です。
まず評価を積み、得意が固まってきたらココナラで単価を上げていきましょう。
どちらか一方に固執する必要はありません。実績づくりと収入の安定を両立できる併用が、遠回りのない進み方です。
まずは今夜、ランサーズかココナラのどちらか1つに登録し、プロフィールを作り込むところから始めてください。
その小さな1件の受注が、将来へのお金の不安を消す最初の一歩になります。