「数十万円払って受講しても、結局転職できなかったらどうしよう」と悩んでいませんか。実は、インフラエンジニアは深刻な人手不足が続いていて、いま未経験歓迎の求人がもっとも増えている職種のひとつなんです。この記事では、未経験からでも失敗しないインフラエンジニアスクールの選び方と、おすすめ5校について解説します。読み終わる頃には、費用や転職保証の条件で候補を2〜3社に絞り、無料と有料のどちらが自分に合うかを今日中に決められるはずですよ。
インフラエンジニアが未経験からでも目指せる3つの理由

未経験の自分でも本当に狙えるのか、不安な人は多いはずです。結論から言うと、インフラエンジニアは十分に現実的な選択肢です。その理由は需要・資格・働き方の3つにあります。
どれも自分を後押しする材料になるので、気になる理由から目を通してみてください。
①未経験歓迎の求人が多く人手不足が続いている
まず、インフラエンジニアは参入の間口が広い職種です。
背景には、IT業界全体の慢性的な人手不足があります。
経済産業省の試算では、2030年に最大約79万人のIT人材が不足すると予測されています。
そのため企業は経験者だけで席を埋められず、未経験者の採用に積極的です。
実際、求人サイトには「未経験歓迎・研修あり」の運用求人が数多く並んでいます。
ただし、基礎知識ゼロのままでは選考で埋もれかねません。まずは後述する資格を1つ用意してから応募してください。
②資格で実力を証明できる仕組みが整っている
次に、資格で実力を示せる点が未経験には追い風といえます。
なぜなら、実務経験がなくても知識の証明として評価されるからです。
代表的なのがCCNA・LinuC・AWS認定という3つの資格です。
これらを持っていれば、書類選考で経験不足を補える材料になります。
とくにネットワークの入門資格であるCCNAは、未経験の登竜門として知られています。
資格は独学でも狙えますが、範囲が広く挫折しやすいでしょう。効率よく取るならスクールの活用が近道です。
③在宅・リモートで働ける案件が増えている
働き方の自由度が上がっている点も見逃せません。
クラウド化が進み、現地に行かず遠隔で運用できる案件が増えたためです。
AWSなどのクラウド上では、サーバーの構築や監視を自宅からでも対応できます。
その結果、在宅勤務を選べる求人が着実に増えています。
通勤時間が減れば、働きながら学び直す余力も生まれるでしょう。
とはいえ、未経験の入口ではまだ出社前提の現場も残ります。リモート希望なら求人条件を早めに確認してください。
インフラエンジニアはやめとけと言われる3つの理由

やめとけという噂が気になって動けない人もいるはずです。結論として、その背景は夜勤・下流工程・年収の3点にあります。避け方を知れば十分に回避できます。
どれも事前に手を打てる話なので、噂の正体を1つずつ確かめていきましょう。
①夜勤や監視業務でシフトが不規則になる
やめとけと言われる大きな理由は、夜勤を含む不規則なシフトです。
サーバーやネットワークは24時間止められないため、監視は交代制になります。
未経験で入る運用監視の現場では、日勤と夜勤を組み合わせた勤務が一般的です。
生活リズムが崩れやすく、体力的にきついと感じる人もいます。
ただし、すべての現場が夜勤ありではありません。日勤のみの運用や設計寄りの求人もあります。
応募前に、求人票の勤務形態欄を必ず確認してください。
②下流の運用・監視からキャリアが始まる
もう1つの理由は、最初の仕事が地味に見えることです。
未経験入社の多くは、運用や監視といった下流工程からのスタートになります。
決められた手順どおりに対応する業務が中心で、単調に感じるかもしれません。
とはいえ、ここは通過点にすぎません。
運用で現場を覚えたあとは、構築、そして設計へと段階的にステップアップできます。
下流を軽く見ず、次の工程に上がる足がかりと捉えましょう。焦らず経験を積むのが結局は近道です。
③スキルを磨かないと年収が頭打ちになる
3つ目は、学びを止めると年収が伸び悩む点でしょう。
運用監視のままでは、担当できる範囲が広がらず評価も上がりにくいからです。
その状態が続くと、夜勤中心の働き方から抜け出せなくなります。
逆に言えば、スキル次第で待遇は大きく変わります。
資格を取りクラウドの構築まで担えれば、設計や上流の案件にも手が届くでしょう。
やめとけの多くは、学びを止めた人の声だと考えてよいでしょう。学び続ける前提なら、過度に恐れる必要はありません。
未経験がインフラエンジニアスクールを選ぶ5つのポイント

スクール選びで失敗しないコツは、比べる軸を先に決めておくことです。未経験なら、費用・期間・資格・転職保証・縛りの5点を横並びで確認すれば安心です。
- 受講料が相場の20〜50万円に収まるか確認する
- 働きながら通えるオンライン対応かを見る
- CCNAやAWSなど取得できる資格で選ぶ
- 転職保証と就職支援の手厚さを比べる
- 無料スクールの違約金や縛りを見極める
とくに①と④は失敗のダメージが大きいので、時間がない人はそこだけでも押さえてください。
①受講料が相場の20〜50万円に収まるか確認する
最初に見たいのは、受講料が相場に収まっているかです。
有料のインフラ特化スクールの費用は、おおむね20〜50万円が目安です。
この範囲を大きく超える場合、内容と見合うか慎重に見極めてください。
総額だけでなく、教材費や資格の受験料が含まれるかも確認しましょう。
経済産業省のリスキリング補助金の対象なら、受講料の一部が戻ることもあります。
ただし、安さだけで飛びつくと転職支援が手薄なこともあります。費用と支援内容のバランスで判断してください。
②働きながら通えるオンライン対応かを見る
仕事を続けながら学ぶなら、受講形態は死活問題です。
オンライン対応なら、通勤前後や休日のすき間時間を使えます。
目安として、卒業までに週15〜20時間ほどの学習時間が必要です。
平日2時間と休日にまとめて数時間、というペースが現実的でしょう。
録画授業があるスクールなら、自分のリズムで巻き戻して復習できます。
逆に、決まった時間に通えないと挫折の原因になりかねません。自分の生活に合う形態かを先に確かめてください。
③CCNAやAWSなど取得できる資格で選ぶ
スクールは、取れる資格で選ぶと目的がぶれません。
資格はカリキュラムのゴールであり、転職時の武器にもなるからです。
ネットワーク志望ならCCNA、クラウド志望ならAWS認定が定番です。
サーバー寄りを狙うなら、LinuCが取れるコースが向いています。
目指す職種と取得資格がかみ合っているかを、申し込み前に照らし合わせましょう。
どの資格も業務に直結するので、無関係な講座に費用を使う失敗は避けられます。
④転職保証と就職支援の手厚さを比べる
払ったのに転職できない事態を防ぐ鍵が、転職保証です。
転職できなければ受講料が返る仕組みなら、金銭的な失敗を先回りで潰せます。
ただし、保証には適用条件があるので油断できません。
多くは30歳以下などの年齢制限や、面接回数の下限が設けられています。
20代のうちは対象になりやすいので、条件は早めに確認しておきましょう。
保証がなくても、求人紹介や面接対策が手厚ければ十分心強い味方になります。
⑤無料スクールの違約金や縛りを見極める
無料スクールを検討するなら、縛りの有無を必ず調べてください。
費用ゼロには、提携企業への就職を前提とする仕組みが隠れているためです。
途中でやめたり、別の会社に決めたりすると違約金が生じる場合があります。
金額はスクールにより幅がありますが、数万円から十数万円ほどが目安です。
この縛りが自分に合うかは、リスクの受け止め方しだいで変わります。
くわしい比較は次の章で扱うので、ここでは契約前に規約を読む習慣を持ってください。
インフラエンジニアスクールは無料と有料でどっちがいい?

無料と有料のどちらが正解かは、人によって変わります。結論として、費用ゼロを取るか自由度を取るか、リスクの許容度で決めるのが現実的です。まずは違いを表で整理しましょう。
| 比較項目 | 無料スクール | 有料スクール |
|---|---|---|
| 受講料 | 0円 | 20〜50万円 |
| 転職先 | 提携企業が中心 | 自由に選べる |
| 縛り | 違約金が発生する場合あり | なし |
| 学べる資格 | CCNA中心 | CCNA・AWS・Linuxなど幅広い |
表の違いを踏まえて、自分に合うタイプを見ていきましょう。
無料スクール|費用ゼロだが転職先が提携企業に限られる
無料スクールの魅力は、なんといっても受講料がかからない点です。
費用の出どころは、提携企業からの採用紹介料でまかなわれています。
そのため、卒業後の転職先は提携企業の中から選ぶ形が基本です。
先ほど触れたとおり、途中離脱には違約金が絡む場合もあります。
初期費用をかけたくない人には、心強い選択肢になるでしょう。
ただし、行きたい会社が提携先にないと選べません。譲れない志望先がある人には向きません。
有料スクール|20〜50万円だが資格と転職先を自由に選べる
有料スクールの強みは、卒業後の進路を自分で決められる点です。
提携先に縛られないため、応募先も資格の組み合わせも自由に選べます。
ネットワークに加えてクラウドまで学べるコースも豊富です。
費用はかかりますが、選択の自由度が段違いになります。
補助金の対象講座を選べば、実質負担を抑えることも可能です。
じっくり自分の希望に合う会社を探したい人には、有料が向いているでしょう。
選ぶ基準|違約金リスクを避けたい人は有料を選ぶ
最終的な判断は、リスクの受け止め方で決めてください。
違約金や転職先の縛りを避けたいなら、有料が無難です。
反対に、初期費用をかけずに早く現場へ出たい人には無料が合います。
年齢の目安としては、20代前半から半ばなら無料も現実的な選択肢です。
20代後半以降で志望先にこだわりがあるなら、有料のほうが後悔しにくいでしょう。
予算・年齢・譲れない条件を紙に書き出して、今日のうちに方向性を決めてください。
未経験におすすめのインフラエンジニアスクール5選

ここからは、未経験が候補にしやすいインフラ特化スクールを5校紹介します。費用・取得資格・転職支援を基準に選んでいるので、比較しながら2〜3社に絞ってみてください。まずは全体像を表で確認しましょう。
| スクール | 費用 | 主な資格 | 形態 | 転職支援 |
|---|---|---|---|---|
| ネットビジョンアカデミー | 無料(有料コースは15万円) | CCNA | 通学・オンライン | 就職支援・上京サポート |
| ウズウズカレッジ | 補助金活用で実質数万円台〜 | CCNA・LinuC | オンライン | 個別就職サポート |
| RaiseTech | 448,000円 | AWS認定 | オンライン | 転職サポート |
| winスクール | コースにより変動(補助金最大70%還付) | CCNA・Linux | 通学+オンライン | 就職サポート |
| インターネット・アカデミー | コースにより変動 | AWS・ネットワーク | 通学+オンライン | 就職・キャリア支援 |
それぞれの持ち味が違うので、気になった学校から特徴を見ていきましょう。
①ネットビジョンアカデミー|無料でCCNAまで取得できる
ネットビジョンアカデミーは、無料でCCNAを狙えるネットワーク特化スクールです。
講師は全員がエンジニア経験者で、未経験からの就職率は98%とされています。
地方在住でも挑戦しやすいのが、この学校ならではの強みです。
提携シェアハウスを最大2カ月無料で使える上京サポートが用意されています。
無料コースの受講期間は1カ月ほどで、短期集中で資格を取りたい人に向きます。
ただし無料ゆえの縛りはあるので、提携先の条件は事前に確認してください。
②ウズウズカレッジ|CCNAとLinuCを最短で狙える
ウズウズカレッジは、資格取得に特化したオンラインスクールです。
CCNAコースとLinuCコースが分かれていて、目指す職種で選べます。
動画とマンツーマンサポートを組み合わせ、つまずきを残しにくいのが特徴です。
補助金を使えば、LinuCコースは実質数万円台に抑えられる場合もあります。
working働きながらでも、自分のペースで資格取得まで進めやすいでしょう。
費用を抑えつつ資格を取りたい人は、候補に入れてみてください。
③RaiseTech|AWS実務スキルを現役講師から学べる
RaiseTechは、クラウド志望に向いた実務寄りのスクールです。
AWSフルコースの受講料は448,000円で、単価の高い現役講師が指導します。
リアルタイム授業と録画授業の両方を使い分けられます。
資格の暗記だけでなく、現場で使える構築スキルまで踏み込めます。
クラウドエンジニアを本気で目指す人には、投資に見合う内容でしょう。
費用は高めなので、予算と将来の方向性を照らして判断してください。
④winスクール|個別指導で挫折せず続けられる
winスクールは、全国展開する通学+オンライン型のスクールです。
少人数の個別指導が中心で、疑問をその場で解消しやすい体制です。
CCNAとLinuxサーバー構築をまとめて学べるコースがあります。
通学と在宅を状況に応じて切り替えられるのも便利です。
経産省のリスキリング事業の認定講座なら、受講費用の最大70%が還付されます。
1人だと続かない不安がある人は、対面サポートのあるこの学校が安心でしょう。
⑤インターネット・アカデミー|AWSとネットワークを幅広く学べる
インターネット・アカデミーは、幅広い分野を学べる老舗スクールです。
AWSネットワークとサーバーをまとめて学ぶ研修を提供しています。
ネットワークとLinuxの基礎から、クラウドの実践までカバーできます。
通学とオンラインを組み合わせられ、就職やキャリアの相談体制も整っています。
一分野に絞りきれない人でも、横断的に土台を固められます。
まず全体像をつかんでから専門を決めたい人に向いているでしょう。
インフラスクールで取れる転職に有利な資格3選

資格軸でスクールを選ぶなら、狙う資格を先に決めるのが近道です。未経験の転職をもっとも後押しするのは、CCNA・AWS認定・LinuCの3つです。
志望する職種によって選ぶ資格は変わるので、自分に近いものから読んでみてください。
①CCNA|ネットワークの基礎を証明できる
CCNAは、ネットワーク職を目指すなら外せない資格です。
シスコ社が認定する資格で、ネットワークの登竜門と位置づけられています。
受験料は300米ドル(およそ4万6千円)とやや高めに設定されています。
学習時間の目安は、未経験なら150時間ほどが一つの目安です。
範囲は広めですが、スクールの教材に沿えば独学より迷いにくいでしょう。
1つ目の資格に迷ったら、まずCCNAから始めてください。
②AWS認定(SAA)|クラウド需要に対応できる
AWS認定のSAAは、クラウド需要の高まりに応える資格です。
企業のクラウド移行が進み、扱える人材の需要が伸び続けているためです。
フリーランス案件の情報でも、AWS関連は平均単価が月70〜80万円台と高水準で推移しています。
受験料は150米ドルほどで、CCNAより取り組みやすい価格帯です。
クラウドエンジニアを狙うなら、市場価値を底上げできる一枚になります。
ネットワークの基礎を固めたあと、次の目標に据えるとよいでしょう。
③LinuC/LPIC|Linuxサーバーの実力を示せる
サーバー寄りを目指すなら、LinuCやLPICが役立ちます。
どちらもLinuxサーバーの操作スキルを証明する資格です。
LPICは世界共通の認定で、LinuCは日本市場向けに作られた資格という違いがあります。
国内で就職を目指すなら、LinuCから入るのが分かりやすいでしょう。
サーバー構築や運用の求人で、実力の裏づけとして評価されます。
ネットワークかサーバーか、自分の志望に合わせて選んでください。
インフラスクールの費用は転職で回収できる?

数十万円の出費をためらう気持ちは自然です。結論を先に言うと、受講料20〜50万円は転職後の年収で、1年ほどで回収が見込めます。数字で見ていきましょう。
①未経験でも初年度から年収300〜350万円を狙える
まず、未経験でも初年度から一定の年収を狙えます。
インフラ職の初任給は月25万円前後が相場とされています。
年収に換算すると、初年度は300〜350万円が目安です。
今の年収が300万円台前半の人なら、大きく下がらず移れる水準でしょう。
スタート地点が確保できれば、生活を崩さず次を狙えます。
初年度で焦らず、まずは現場経験を積むことを優先してください。
②資格と経験で2〜3年後に年収450万円を目指せる
本当の伸びしろは、2〜3年目以降にあります。
運用から構築へ進み、資格が増えるほど評価が上がるためです。
CCNAなどの資格手当は、月5千円から1万円ほどを設ける企業が多くあります。
手当と昇給が積み重なれば、年収450万円台が見えてきます。
クラウドの構築まで担えれば、さらに上のレンジも狙えるでしょう。
入社後も学びを止めないことが、年収を伸ばす条件です。
③受講料は年収アップで1年ほどで回収できる
最後に、受講料が回収できるかを試算しましょう。
仮に2〜3年で年収が450万円に届けば、300万円台前半との差は年100万円以上です。
この差額を考えれば、受講料20〜50万円は1年ほどで回収できる計算になります。
補助金を使えば、回収までの期間はさらに短くなります。
費用を支出ではなく、将来への投資と捉え直してみてください。
もちろん転職の成否で結果は変わるので、支援の手厚い学校を選ぶのが安全でしょう。
未経験でも費用と縛りを見極めれば失敗せずスクールは選べる
インフラエンジニアは人手不足と資格制度に支えられ、未経験からでも十分に狙える職種です。スクール選びは、費用・期間・資格・転職保証・縛りの5点を横並びで見れば失敗を避けられます。
無料か有料かは、リスクの受け止め方で決めるのが現実的です。縛りを避けたい人は有料を、初期費用を抑えて早く動きたい20代前半なら無料も選択肢になります。受講料は転職後の年収で回収が見込めるので、過度に恐れる必要はありません。
まずは気になったスクール2〜3社の無料カウンセリングに申し込み、費用と転職保証の条件を直接確かめてみましょう。今日動けば、今の仕事のままかどうかの分かれ道を、自分の手で選べます。
